人事に必要な4つの知識とスキル

経営学の知識・スキル

3つ目の経営学は、人事の方は別に経営戦略や事業の戦略を立てることがないので、必要ないと感じるかもしれません。しかし、組織が戦略に従うことが基本であるならば、自社の戦略がこのように変わるから、この組織を作る。といったことを理解する必要があります。

もう一つ、経営学を人事が勉強する意味があります。それは他社と比べて自社の強みを経営学の言葉を用いて候補者に説明できるからです。

そのため、経営学のスキルも人事にとって重要です。

制度・法規の知識・スキル

4つ目の制度・法規。企業活動の前提として、従わなければならない制に労働法があります。人事担当はこれを知っていなければなりません。なぜなら、知らずに人事業務に取り組むことは、コンプライアンスの問題に発展してしまう可能性があります。

例えば、給与体系の1つである年俸制とはマネジメント管理者や、時間管理のできない事業外で働く営業マンなど、特定の人に対してのみ適用されます。したがって、年俸制を採用している企業だからといって、新人に対して年俸制を取り入れると労働基準違反となってしまいます。このような問題を避けるために、人事担当者は制度・法規の知識が必要となってくるのです。

3行まとめ

4つのスキル・知識の中でも最も重要なものは心理学。
偶然を必然に生み出すシステム構築。
経営学、制度・法規は人事担当者が学習するべき最低限の知識。

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人事採用・組織化研究所

人事採用・組織化研究所

投稿者プロフィール

【監修】曽和 利光
株式会社人材研究所 代表取締役

■略歴--------------------------------------
1995年
京都大学教育学部教育心理学科卒業後、株式会社リクルート入社、人事部配属人事コンサルタント、人事部採用グループゼネラルマネジャー等を経験
2009年
ライフネット生命保険株式会社、株式会社オープンハウスで人事部門責任者
2011年
株式会社人材研究所(Talented People Laboratory Inc.)設立代表取締役社長に就任、現在に至る

■お問い合わせ---------------------------
組織人事、人材育成、組織開発などに関するご相談は、人材研究所までご一報ください。
株式会社 人材研究所

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