面接官が質問をする際に注意すべき点とは

構造化面接と非構造化面接

質問する上での最後のポイントとして「構造化するか、しないか」というのがあります。上記表左側の構造化とは、面接官が主導権を握り学生が話すエピソードに対して「どういった環境でしたか」→「そこにはどんな問題がありましたか」→「どのような優先順位でその問題に取り組みましたか」→「その問題が起ったのはなぜだと思いますか」と順番に聞いていく面接です。グループ面接など時間が短い面接の場合には構造化面接で行うほうがよいとされています。なぜなら、自分で聞きたいことの棚を作っておけるので、短時間で効率的な面接をすることができるからです。ただし、構造化力が不明になります。

そして、最終面接になればなるほど応募者に主導権を握らせる非構造化面接になっていきます。これは面接官がアバウトな質問をして候補者の構造化力を確認します。例えば「大学時代どうだった」という質問に対して「え、どういうことですか」と聞き返す学生はアウトです。どんな質問を聞かれたとしても、面接の場がどういった場所かを理解して、自分自身を相手に表現することが求められます。ただし、非構造化面接は聞く方もアドリブが求められるので、面接官にも相応のスキルが求められます。

3行まとめ

学生へ質問をする時には、過去のエピソード情報以外ほとんど聞く必要がない。
志望動機は初期面接のうちから聞かない方がよい。
初期面接では構造化面接、そして最終面接に近づくにつれて非構造化面接にする。

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人事採用・組織化研究所

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投稿者プロフィール

【監修】曽和 利光
株式会社人材研究所 代表取締役

■略歴--------------------------------------
1995年
京都大学教育学部教育心理学科卒業後、株式会社リクルート入社、人事部配属人事コンサルタント、人事部採用グループゼネラルマネジャー等を経験
2009年
ライフネット生命保険株式会社、株式会社オープンハウスで人事部門責任者
2011年
株式会社人材研究所(Talented People Laboratory Inc.)設立代表取締役社長に就任、現在に至る

■お問い合わせ---------------------------
組織人事、人材育成、組織開発などに関するご相談は、人材研究所までご一報ください。
株式会社 人材研究所

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